PHP Tips [演算子]

比較演算子

解説

左辺と右辺の値を比較します。 条件が成立した場合trueを、成立しなかった場合falseを返します。 型を考慮しない比較と考慮する比較があり、型を考慮した比較を行う演算子には「=」を余分に つけます。

演算子 意味 説明
== 等しい(型を考慮しない) $i == $x $iと$xの値は等しい。
=== 等しい(型を考慮する) $i === $x $iと$xの値も型も等しい。
< 小なり $i < $x $iは$xより小さい
> 大なり $i > $x $iは$xより大きい
<= 以下 $i <= $x $iは$x以下
>= 以上 $i >= $x $iは$x以上
!= 等しくない(型を考慮しない) $i != $x $iと$xの値は等しくない
<> 等しくない(型を考慮しない) $i <> $x $iと$xの値は等しくない
!== 等しくない(型を考慮する) $i !== $x $iと$xは、値が等しくないか型が異なる
※「==」では、''(文字)と0が同じと扱われてしまいます。(下記「使用例3」「使用例4」参照)

使用例1

<?php
    var_dump(10 > 9);
?>

処理結果

bool(true)

使用例2

<?php
    var_dump(10 != 10);
?>

処理結果

bool(false)

使用例3(空文字と0の比較)

<?php
    $i = '';
    $x = 0;
    var_dump($i == $x);
?>

処理結果

bool(true)

使用例4(空文字と0の比較)

<?php
    $i = '';
    $x = 0;
    var_dump($i === $x);
?>

処理結果

bool(false)